周辺施設のご案内

思案橋写真
[思案橋]
徳川家康が本能寺の変を聞き、伊賀越えをして四日市まで来て三河へ帰国するとき、海路にするか、陸路にするか、思案に暮れた、という故事からこの橋の名が付けられたといわれます。昔は思案橋近くに四日市湊があったのです。
潮呼橋跡写真
[潮呼橋跡]
かつて旧港近くの運河に架かっていた橋跡の記念碑。この辺りの船溜まりは、満潮を待って艀(はしけ)が入り荷揚げをしていたことから、この橋の名が付けられたと伝えられています。
稲葉翁記念公園写真
[稲葉翁記念公園]
四日市湊を修築して近代港湾への基礎を築いた稲葉三右衛門の偉業を記念して旧港の岸壁近くに作られた公園。このウォーターフロント公園は港と周辺の運河をめぐるプロムナードの中心地として市民や観光客に親しまれています。
稲葉三右衛門銅像写真
[稲葉三右衛門銅像]
安政2年(1855)中納屋町の廻船問屋稲葉家の6代目を襲名。安政大地震で破壊された旧湊の修築を志し、15年の歳月をかけて四日市港の近代港への基礎を築きました。その善行に報い、明治37年(1904)市より高砂町埠頭に彰功碑が建設されましたが、戦災で失われ、現在の銅像は2代目の彰功碑です。
潮吹き防波堤写真
[潮吹き防波堤]
稲葉三右衛門が築いた旧港が暴風雨によって大破したため、明治26年(1893)服部長七(1840~1919)によって築かれました。長七は、波の力を弱めるため堤防の腹部に穴を開ける工夫を凝らし、たたきの技術を応用した強度な人造石を発明して、この堤防を造りました。平成8年に国の重要文化財に指定されました。
末広橋梁写真
[末広橋梁]
旧国鉄の四日市駅と四日市港駅を結ぶ貨物船の千歳運河上に架けられた現役最古の可動橋です。昭和6年(1931)竣工。全長58メートルのうち中央部16メートルの橋桁が80度ほど跳ね上がります。平成10年に国の重要文化財に指定されました。
臨港橋写真
[臨港橋]
末広町・千歳町間の千歳運河に架けられた可動橋(跳ね上げ橋)。船舶が通るときは遮断機で車の通行を止め、中央部の橋桁を約70度押し上げて開きます。初代は昭和7年(1932)に竣工。現在の橋は平成3年(1991)11月に完成した3代目です。



四日市港ポートビル写真 [四日市港ポートビル]
四日市港の開港100周年を記念して、平成11年(1999)5月、霞2丁目に開館しました。高さ100メートルの港のシンボルタワーで地上14階の展望室や12階のレストランからは四日市港の夜景や鈴鹿山脈の山並みを楽しむことができます。


[四日市ドーム]
四日市ドームは、四日市市の市制施行100周年を記念して、1997年霞ヶ浦緑地内にオープンしました。砂入り人工芝のアリーナを整備した全天候型多目的ドームです。四日市の新しいシンボルとして、大いに利用されています。