周辺施設のご案内

松阪城の写真
蒲生氏郷のイラスト
松阪城
戦国の名将蒲生氏郷が築いた松阪城。春には桜や藤、秋には紅葉が美しく松阪公園として市民に親しまれています。豪壮な石垣が400年の重みを感じさせます。
蒲生氏郷
松阪を開いた蒲生氏郷は1566年日野6万石の城主蒲生賢秀の長子として生まれる。彼は戦乱の世に育ち、戦場では常に先頭に立って戦う勇猛な武将であったうえに文学や茶道にもすぐれ、現代へ続く家元・千家を守る。文禄4年『かぎりあれば吹かねど花は散るものを心みじかし春の山風』という歌を残す。
御城番の写真
本居宣長のイラスト
御城番
松阪城の警護をまかされた紀州藩士たちが住んでいた二列十九軒の武家長屋。
本居宣長
松阪が生んだ偉大な国学者、本居宣長は大きな商家の長子として生まれる。
23歳のとき、医学の修行に京都へ旅立ち、そのかたわら儒学、古典歌文等を修めた。『人間の素直な感情を表現することこそ文学の生命である』と説きました。
鈴屋の写真
商人の館の写真
鈴屋
宣長が執筆活動にはげんだ部屋には36個の小鈴を壁に掛け、その音色を楽しんでいたことからこの部屋は、『鈴屋』と呼ばれています。
商人の館
江戸で紙や木綿を手びろく商いしていた豪商、小津清左衛門の邸宅。格子と矢来のある質な外観からすると意外なほど広い屋敷内には二つの土蔵も残り「江戸店持伊勢商人」の暮らしぶりがしのばれます。
松浦武四郎の写真
松浦武四郎記念館の写真
北海道の名付け親 松浦武四郎
文政元(1818)年、伊勢国須川村つまり現在の三雲町小野江に生まれました。
28歳のとき初めて蝦夷へ渡り、39歳のとき幕府に蝦夷地請取渡差図役頭取に命じられ、明治2年には、政府の蝦夷地開拓判官となって、北海道名を選定し「北海道の父」と称されています。
松浦武四郎記念館
インフォメーション
大人300円・高校生以下200円
9:30~16:30
休館日:月曜(祝日のときは翌日)年末年始
(TEL:0598-56-6847)
いちのやの写真

いちのや
大正3年宇野家の向屋敷として建築。
長い間空き家になっていたものを町が借受け、地元の“まちづくりグループ"が協力して整備、情報の拠点としています。

津城の写真
藤堂高虎公の像の写真
津城
織田信包(信長の弟)が天正8年(1580)に津城を創築。以後、津は城下町として発展してきました。本丸を中心に出丸を置き、幾筋かの河流を城の外堀に取り入れたもので、低湿地ながら防御には堅固な城でした。
その後、藤堂高虎が四国伊予の今治(愛媛県)から移封、慶長16年(1611)より大規模な改修を行いました。2代藩主高次はそれをもとに城下を整備、明治維新まで津は32万石の城下町として栄えてきました。
津藩初代藩主 藤堂高虎公
甲良(こうら)(滋賀県)に生まれた高虎は、戦いのない時代を創るべく東奔西走し、慶長13年(1608)に伊賀・伊勢安濃津32万3千石の大大名となりました。
高虎は、津に入ると荒廃した町の再興に努めました。城を改築し、政治の要としての丸之内や武家屋敷・町屋・商屋・寺町等を配し、町の発展を図るなど津のまちづくりを行い、現在の津の町の礎をつくりました。また全国各地のまちづくりも手がけ、まちづくりの名手として有名になりました。
津観音の写真
津なぎさまちの写真
津観音
津の街の中心地にあり、古くから市民をはじめ、近郷の人々から「観音さん」と呼ばれて親しまれています。真言宗の寺院で、浅草・大須観音と並んで日本三観音の一つに数えられています。年中行事として「鬼押え」節分会(節分の日)、会式(4月1日~3日)、十日観音(8月10日)などがあります。
津なぎさまち
津は、かつて安濃津とよばれ、重要な貿易港でしたが、1498年の明応の大地震により港の機能を失いました。港の消滅から500年を経た今、三重県、津市、国土交通省及び地元住民の協働により、三重県と世界を結ぶセントレア海上アクセス基地「津なぎさまち」に姿を変え復活しました。
香良洲神社の写真
香良洲公園の写真
香良洲神社
香良洲神社の祭神は、天照大神の妹である稚日女尊。古くから「お伊勢詣りをしてお加良須に詣らぬは片参宮」といわれ、参拝者が絶えなかったそうです。
香良洲公園
美しい老松の一部を取り入れて造ったユニークな松樹公園。
「砂清く松古く風光は舞子に似て面して舞子に勝れる」として知られています。
香良洲歴史資料館の写真
サンデルタ香良洲の写真
香良洲歴史資料館
郷土の歴史にかかわるもの、民具、漁具、農具、生活用品、昔の香良洲の写真、昔の教科書などを集めた、歴史資料館です。町民は無料入館。
春には建物前の桜が見事に咲き、文字通り“若桜"会館となります。
サンデルタ香良洲
思いやりの心をもって人々がふれあう、住みよいまち。その象徴的存在がサンデルタ香良洲です。
デイサービスセンター、老人福祉センター、保健センター、図書館、多目的ホール、パターゴルフ場・・・年齢などの垣根を取り払った新しい視点の総合文化施設です。